黒豆茶・なた豆茶 元気に・きれいになる成分と効能 その1
お正月のおせち料理にも登場する黒豆。自然な甘みで、体に良い成分たっぷりの黒豆茶なら、日頃から手軽に飲めますね。
黒豆には、大豆と同様の栄養と、さらに黒い皮の中にアントシアニンも豊富に含まれていて、美容・健康に良い効能があります。
●アントシアニン(ポリフェノールの一種)
皮の黒い色素に含まれています。血をサラサラにしてくれるので血流も良くなります。
目の血行や酸素の供給を促し、疲れ目を軽減したり、視認力をサポートします。
また、肌のコラーゲン同士を結び付ける役割を果たし、活性酸素も取り除いてくれます。
美肌効果、シミやシワなどを防ぐアンチエイジング効果、ガン予防効果が期待できます。
●イソフラボン(ポリフェノールの一種)
骨からのカルシウム流出を防止し、骨粗しょう症の予防に役立ちます。
血流を改善し、新陳代謝を促します。抗酸化作用もあり、老化を防ぎ肌の弾力を保ちます。
女性の更年期障害や乳がんの予防効果もあると言われています。
●サポニン
蝶内でブドウ糖が吸収されて脂肪に変わるスピードを遅らせ、脂肪の蓄積を減少させます。
コレステロールを抑制し、血流を良くし、肝機能も向上させます。
血圧の上昇を抑え、自律神経のバランスを整えます。
丸ごとの黒豆を使ったお茶は、出がらしの黒豆も、黒砂糖などを少し加えて食べたり、黒豆ご飯として炊くこともできます。お茶も出がらしも全部使える黒豆茶って、いいですね。
粉砕した黒豆のお茶は、煮出しやすいですが、サポニンの苦み・えぐみも溶け出すので、少しクセのある味になります。
黒豆茶にコーヒーをブレンドして、黒豆コーヒーとしても楽しめますが、個人的におすすめは黒豆茶にココアを混ぜて黒豆ココアとして飲むことです。ココアにさらに黒豆のコクが加わって、ホットチョコレートのような風味になります。
次は、なたまめ茶について書いてみたいと思います。