旬のサバを美味しく食べて、若々しくスリムをめざそう!
冬は旨味たっぷりのサバが安く手に入りますね。
サバに代表される青魚には、頭の働きが良くなる、血液サラサラにするEPA・DHAが豊富に含まれていることは、成長期の子どもたち、動脈硬化や脳梗塞を防ぎたい大人の間でも話題になっていました。
物忘れ・認知症を予防して脳活性に役立ったり、血液の粘りを抑えて血流を良くするだけでなく、サバは美容やダイエットにもメリットがたくさんあるんです。
EPAには食欲を抑える作用、糖質の吸収のスピードを遅らせる作用もあります。
体内でEPAが吸収されると、GLP-1というホルモンが分泌され、満腹中枢を刺激するため「おなかいっぱい」と感じ、食べる量を控えることができます。
またGLP-1は、食べ物が胃から腸へ運ばれる速さをゆっくりにして、血糖値を抑える効果もあります。
さらにEPAには、脂肪燃焼を促進する作用きもあります。熱を作りだす褐色脂肪細胞を増やして、その活性化で体内の脂肪を分解・燃焼してエネルギー消費を高めます。
血の循環が良くなることとあわせて、代謝も活発になり、老廃物も排出されます。
DHA(不飽和脂肪酸の一種)は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。血液中の中性脂肪を減らすなどの働きもあります。
高脂血症や血管への沈着も防ぎ、血流がスムーズになり、健康を保つサポートをしてくれます。
ほかにも、サバはセレン(ミネラルの一種)も多く含みます。この成分は優れた抗酸化作用をもっているので、がんなどの病気予防、老化を抑制するアンチエイジング効果も期待されています。
旬のサバも積極的に食事に取り入れたいですが、サバ缶は一年中、スーパー・コンビニで手軽に買えるし、サバの健康に良い成分を継続して摂ることもできます。
水煮なら、大根や玉ねぎとあわせて醤油・砂糖で味付けをして煮たり、カレー・パスタ・サラダなどの洋食にツナ感覚で取り入れるのもいいですね。味噌味なら、キャベツや白菜と混ぜてレンジで加熱すれば、味噌煮込みが簡単にできます。
もし青魚の臭みが気になるようなら、ショウガやニンニクを少し入れると、もっと美味しく食べられます♪